「針金」を使った想像上の生き物、「フェルト」による動植物。一見、共通点がないように見えますが、素材の持つ特徴を最大限に引き出し、「いのち」を吹き込んでいることが、作家2人の結びつきをつくりました。 針金アーティストのMASASHI(マサシ)さんは、針金、網戸、チューブなど、身近な素材を組み合わせて、MASASHIさんならではの世界観を具現化し、ユニークな「生き物」を創造しています。鮮やかな色の針金を「差し色」として効果的に使うことでデザイン性をさらに豊かにしています。 フェルト刺繍作家PieniSieni(ピエニシエニ)さんは、フェルトの質感や鮮やかな色彩の魅力を生かし、本物を超えた花や昆虫、植物などを立体で表現しています。食虫植物などユーモラスな題材を組み合わせることで、作品の意外性を楽しむことができます。
静岡市駿河区登呂3-1-1 静岡 新聞放送会館別館2階
【展覧会会期中】
午前10時から午後5時まで(午後4時半までに入館)