ミニチュア好き必見！箱根の自然に溶け込む、日本で唯一のドールハウス専門美術館！

ドールハウスとは「小さな家」を意味し、実物の12分の1サイズが基準となっています。
16世紀中頃、ドイツの貴族が娘のために職人に作らせたのが始まりです。
以来、貴族や裕福層の間で流行し、オランダやイギリス、さらにアメリカの一般の人々の間でも
人気となったいわばミニチュアの美術工芸品です。

日本でも1900年台後半に見られるようになったドールハウスは、実物そっくりに作るための技術は
もちろん、知識や創造力、そして何より作品への愛情がみて取れます。またミニチュア作品に込められた
歴史的背景や物語性も、ドールハウスの大きな魅力になっています。

当館では、海外から展覧会用に収集したコレクション、および日本の現代作家による作品を100点以上
揃えております。世界各国の多様なドールハウスの世界には、「見る･遊ぶ･学ぶ･作る･集める･旅する」と
いった6つの楽しみ方があります。

2023年4月に、当美術館をメインとしたミュージアムパーク「はこにわ」がオープン。
現在はリニューアル記念企画《昭和の家と懐かしの国産名車》展を開催しており、
1/43スケールのレトロなミニチュアカーとともに、古き良き昭和の時代を彷彿とさせる
1/12スケールのドールハウスを展観しています。

そのほか、ハリー・ポッターに登場する「ホグワーツ特急」や、アルプスを縦断するスイスの
パノラマ列車「ベルニナ急行」のミニチュア鉄道模型が走る『ジオラマウンテン』も人気です。

またミュージアムショップでは、制作キットをはじめ、ドールハウス関連書籍や輸入ミニチュア小物が
勢揃い。寄せ木細工をふくむ箱根ゆかりの木工ミニチュアグッズも揃えています。

さらに箱根の二子山をのぞめる、大自然に囲まれた館内にある「カフェ Cha Cha」では、
充実したドリンクメニューほか、ハッシュドビーフやバゲットなどのランチセット（サラダ付）、
さらにデザートも提供しています。

屋外アミューズメントとしては、カフェ屋外にある池のある散歩道〈ノームの森〉や、
晴れた日は外庭の開放感あふれる〈駅舎テラス〉なども新設。のんびりと遊覧するSL機関車を
眺めながら、挽きたての珈琲を楽しむこともできます（テイクアウト可）。
さらに「はこにわ鉄道」も開通し、大人から子どもまで乗ることができるミニ機関車「SLピクシー号」
も運行しています。

夏休みや冬休み期間は、ものづくりワークショップやクイズ大会、音楽コンサートを実施しています。
またテラスから繋がる線路の先の〈停車場ステージ〉では音楽ライヴなど、屋内外様々なイベントが
開催されます。

そして美術館脇に新設された完全貸切の一棟貸し宿泊施設「はこヴィラ」では、約50平米のお部屋で
プライベートな時間を過ごすことができます。
自炊可能なキッチン（食器・調理器具付）や洗濯機などの家電も完備したコンドミニアムタイプの客室内
には、銀座で40年以上の歴史を持つ牧神画廊オーナーのセレクトした絵画作品（ご購入可）が飾られています。

45台の無料パーキング完備。大型バスも駐車可能です。