訪ねていただくだけで世界中の植物に出会える、世界的にも数少ない施設です。

咲くやこの花館は、1990年に開催されたEXPO’90「国際花と緑の博覧会」のメインパビリオンとして建設されました。
「花の万博」のテーマでもある「自然と人間との共生」を継承し、「熱帯から極地までの広範囲の植物」を種々の手法で栽培し紹介しています。訪ねていただくだけで世界中の植物に出会える、世界的にも数少ない施設です。
季節の花の展示会、興味深いテーマのイベントのほか、館内フラワーツアーや咲くや塾による植物の重要な情報紹介もあります。 およそ2,600種、15,000株のさまざまな植物は皆様に世界の花旅、そして憩いのひとときをお届けします。

熱帯から極地まで、さまざまな植物と出会えます。

植物展示では、熱帯雨林植物室・熱帯花木室・乾燥地植物室・高山植物室・外部庭園がございます。
それぞれ違った魅力や見どころがたくさんございますよ♪

★熱帯雨林植物室

カトレアやバンダなど、熱帯ジャングルの樹木が皆さんを出迎えてくれます。
目を見張るほどの美しさを持っている【熱帯スイレン】は赤、白、紫、黄など一年中お楽しみいただくことができます。
又、イチジク属に分類されて「絞め殺しの木」で知られる、天にむかってのびるベンジャミン、ガジュマルなどもあり見どころ満点です◎

★熱帯花木室

ハワイやタヒチの美しい風景を連想させるのが、熱帯花木室となっております。
カラフルで可愛いアフリカのカエンボクや翡翠色のヒスイカズラなどがあり、頻繁に入れ替えを行うので
季節ごとにたくさんのお花をお楽しみいただけます。

さらに上品な香り・甘い香りの植物、臭さでは負けないラフレシアなど香りでも楽しむことができます。

★乾燥地植物室

乾燥地に生育している植物たちは乾燥に耐えるため、様々な形に変化しています。
トげのあるサボテンは一見とげとげしく見えますが、可愛らしい花を咲かす種類などもありサボテンの魅力を感じることができます。
他にも、一生2枚の葉で2000年以上も生き延びるキソウテンガイという植物など興味深い植物をここでは見ることができます。

★高山植物室

ここでは、標高5000m辺りまでの植物が育つように、夏でも20℃以下の温度に保っています。
世界の屋根と称されるプリムラや、だれもが聞いたことのあるエーデルワイスなどの植物をお楽しみいただけます。
国内では簡単に見ることができない高山の植物を観察でき、登山者の見る世界を体験できるのが最大の魅力です♪

★外部庭園

館内の植物室と隣接しているこちらの庭園では、たくさんの植物を楽しむ以外にも
年齢を問わず楽しみながら学ぶことができる役立つ広場などがあり、知識を深めながら植物について知ることができます。

お子様から大人の方まで、隅々から楽しむことができるのが、『咲くやこの花館』です。
今まであまり植物に触れてこなかった方でも必ず楽しめますので、大阪にお越し際は世界の花旅をお楽しみ下さい。