承応3(1654)年に甲府宰相・松平綱重によって甲府浜屋敷としてつくられ、綱重の子・綱豊が6代将軍・徳川家宣になったのを機に、浜御殿と呼ばれる将軍家別邸となった。以来、歴代将軍によって改修が行われ、11代将軍・家斉の時にほぼ現在の姿の庭園が完成。明治維新後は宮内庁所管の浜離宮となった。
昭和20年に東京都に下賜され、翌年浜離宮恩賜庭園の名称で開園し、昭和27年に国の特別名勝及び特別史跡に指定され現在に至る。
三百年の松をはじめ、ナノハナ・サクラ・ハナショウブ・コスモス・紅葉など四季折々の植物も楽しめます。
東京都中央区浜離宮庭園1-1
9時~17時(最終入園は16時30分)
※平成28年3月26日(土)~5月8日(日)は9時~18時(最終入園は17時30分)
※中の御門は16時30分まで入園可能、17時閉門