北陸新幹線小松駅開業記念特別展「長谷川町子がやってきた」開催

北陸新幹線小松駅開業記念特別展「長谷川町子がやってきた」を、小松市立本陣記念美術館・小松市立宮本三郎美術館にて開催しています。「サザエさん」で知られる国民的漫画家の長谷川町子さんの知られざる一面も紹介、供歌舞伎の街・小松にリンクする作品群を展示します。 くすっと、ほっこり、楽しい展覧会となっています。

小松市立本陣記念美術館では「町子のかぶき案内」。実は歌舞伎通であった町子さんが手掛けた、歌舞伎パロディ漫画の原画を紹介。町子漫画の中で、唯一のオールカラー、70年前に描かれた優しい色使いが健在のレアな逸品です。また、ファンであった9代目海老蔵さん（現團十郎さんのおじいさんにあたる方）との交流も紹介しています。

宮本三郎美術館では「町子の好きなもの」。姉の毬子さんとともに、実は美術品コレクターだった町子さん。芸能関連や、町子さんが好きだった世界がわかる作品を紹介。また、サザエさん等の原画で美術館にまつわるもの、そして、山中温泉でのエピソードが漫画となったものなど、貴重な原画の数々を紹介しています。このほか、地元作家の子供歌舞伎に関連する絵本原画も併せて展示しています。 会期は、3月9日（土）から5月26日（日）まで。 入館料は、500円です。 3月20日（水・祝）には、長谷川町子美術館学芸員による作品解説が行われます。宮本三郎美術館11:00～、本陣記念美術館14:00～。