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博多で「うまかもん」を満喫!絶品グルメ10選をご紹介
博多で「うまかもん」を満喫!絶品グルメ10選をご紹介

特集 博多で「うまかもん」を満喫!絶品グルメ10選をご紹介

博多ってどんなところ?

博多は、九州最北端にある福岡県北西部の博多湾沿いに位置する福岡市博多区、およびその周辺です。古代からの海外貿易によって商業的にも文化的にも栄えてきたエリアで、遺跡や古墳、歴史ある神社・仏閣などが見どころです。5月の博多どんたくや7月の祇園山笠には国内外から多くの観光客が訪れます。大規模商業施設のキャナルシティ博多でショッピングや映画、食事など気ままに過ごせますし、広大な大濠公園では散策やレンタルボートを楽しめます。

 

博多で楽しめる名物グルメ10選

博多といえば屋台の豚骨ラーメンが知られていますが、屋台グルメには他にもさまざまなバリエーションがあります。また、玄界灘に面した福岡県は新鮮な海の幸も豊富ですし、水炊きや焼き鳥、もつ鍋なども見逃せない博多名物です。また、1月から4月頃までは福岡県ブランドいちごの「あまおう」も味わえます。

 

博多ラーメン

乳白色の豚骨スープにストレートの極細麺、トッピングに紅ショウガや小ねぎ、焼豚が博多ラーメンのスタイルです。豚骨を何時間もかけて炊き上げるスープは、骨髄からのうまみが溶け出して濃厚。麺の硬さを「バリカタ・カタ・普通・やわ・バリやわ」と指定して注文できることや、麺だけお代わりできる「替え玉」も博多ラーメンの特徴です。1杯目と替え玉で麺の硬さを変えてバリエーションを楽しむこともできます。

 

屋台グルメ

博多区の中州、天神、長浜エリアでは大通り沿いなどに屋台が立ち並び、博多の夜を彩る風景となっています。屋台で味わえるグルメは博多ラーメンだけでなく、ギョーザやおでん、ふぐなどバラエティーに富んでいます。屋台の人と会話するのも旅の良い思い出になるでしょう。

鉄なべ(ひと口ギョーザ)

「せっかちな博多っ子に合わせて4~6cmほどのひと口サイズで作られるようになった」と言われる博多ギョーザは、浅い鉄鍋で焼くことから「鉄なべ」とも呼ばれます。薬味に柚子胡椒を使うのが博多ギョーザの習わしです。1949年創業の「宝雲亭(ほううんてい)」が博多ギョーザ発祥の店として知られており、今でも人気店となっています。

 

海の幸(博多寿司、ごまさば)

福岡県は玄界灘など良質な漁場を持つため、博多では一年を通じて新鮮な海の幸をお手頃価格で味わえます。刺身や博多寿司は九州ならではの甘口しょうゆと好相性です。また、真さばの刺身にしょうゆダレとごまをかけた「ごまさば」は、新鮮なさばが入手できる博多に行ったらぜひ食べたい名物料理です。

 

めんたいこ

福岡には10社以上のめんたいこメーカーがあり、「やまや」「ふくや」などが有名です。博多にはめんたいこ食べ放題を提供する飲食店やめんたいこ料理専門店もあります。お土産にめんたいこを購入するのもおすすめです。

 

もつ鍋

牛の新鮮な生もつとニラやキャベツなどの野菜を使用する「もつ鍋」は博多がルーツの料理と言われています。加熱しすぎず、プリプリとした食感を楽しむのが博多もつ鍋の特徴です。もともとはすき焼き風のしょうゆベースの味付けでしたが、現在はカツオだしや昆布だしにしょうゆや味噌を使うスープが多数となっています。

 

水炊き

博多の「水炊き」は、秋田の「きりたんぽ鍋」、東京の「軍鶏鍋」、京都の「かしわ鍋」と並ぶ日本4大鶏鍋の1つです。ぶつ切りの骨付き鶏肉や野菜を煮立った水に入れて具材から出るだしだけで煮込むため、具材の旨味をしっかりと味わえます。

 

焼き鳥(鶏皮)

博多は日本有数の焼き鳥の街で、鶏肉はもちろん、豚肉や牛肉、野菜なども使用するためバラエティー豊かです。中でも有名なのが、時間をかけて「外はカリカリ・中はモッチリ」に焼き上げる鶏皮。串に巻き付けて焼くのが特徴で、「ぐるぐる」とも呼ばれています。

 

博多うどん

「うどん発祥の地は博多」という説があります。箸で切れるほどフワフワと柔らかい麺、アゴやイリコ、かつおなどのほんのり甘いだし、トッピングにごぼう天や丸天が博多うどんの特徴です。博多は歴史的に時間に追われる商人の町だったため、素早く食べられて消化にやさしい柔らかいうどんが好まれたとされており、それが博多うどんの起源とされています。

 

いちご(あまおう)

「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字に「いちごの王様」の意味も込めて命名された「あまおう」は福岡県限定で栽培されているブランドいちごで、粒が大きくジューシーな味わいが特徴です。旬は1月頃から4月頃で、シーズンにはいちご狩りや、「あまおう」を使用した季節限定スイーツを楽しめます。

 

博多が生まれ変わる?再開発事業が進行中

博多駅の半径500mのエリアの大規模再開発事業「博多コネクティッド」が、2028年完成を目指して進行中です。旧市街やウォーターフロントなど周辺へのアクセス性向上、住民と訪問者の利便性向上などを目指して、古いビルの建て替えや駅前通りの再整備が実施されています。また、天神交差点から半径500mの再開発事業「天神ビッグバン」も進められており、生まれ変わりつつある博多から今後も目が離せません。

 

まとめ

歴史ある九州の玄関・博多ではグルメ探訪をはじめとして、ショッピングや神社仏閣巡り、散策など、幅広い楽しみ方が可能です。大規模な再開発事業も進行中なので、新しい名所や名店が生まれる可能性もあります。博多を訪れる際はぜひ、最新ニュースをチェックしてみてください。

 

By chi_yu 株式会社ウィルゲート「EDITORU」専属ライター。ココナラにも出品中。