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クルマ好き必見!歴史的名車が一堂に会した「日本自動車博物館」
クルマ好き必見!歴史的名車が一堂に会した「日本自動車博物館」

特集 クルマ好き必見!歴史的名車が一堂に会した「日本自動車博物館」

 

貴重なコレクションが一堂に会する「日本自動車博物館」

 

「日本自動車博物館」は、20世紀に日本国内で活躍した車を収集した日本唯一の博物館です。貴重なコレクションを含め、所有している台数は800台。そのうち常時約500台の自動車を当時の状態で展示しています。

 

日本自動車博物館では、黎明期の車や戦後の車、日本製の古い商用車などメーカーやジャンルごとに分けて展示していることが特徴です。また、日本に1台しかない希少なモデルや歴史的名車といった「日本自動車博物館でしか見ることの出来ない貴重な車」も多数あり、クルマ好きが興奮する名車が勢揃いしています。

 

展示されている車は、トヨタ2000GT、日産スカイラインGT-R、ホンダNSXなど日本が世界に誇る名スポーツカーをはじめ、スバル360、マツダロードペーサー、三菱GTO、ダイハツミゼット、スズキフロンテ360、コニーグッピー、プリンススカイラインスポーツ、いすゞ117クーペ、ダットサントラック14T型、日野ルノー4CVといった日本の自動車史を写し出す乗用車、三輪車やトラック・バスなどです。

 

トヨタ2000GT

 

輸入車は、メルセデス・ベンツ300SL、BMW3.0CS、フォードアングリア 、ジャガーマークV、ロールスロイスシルバーレイス、オースチンA35、モーリスマイナー、フィアット500トッポリーノなど世界の名だたる自動車メーカーの名車たちが一堂に会しています。

 

 

各自動車メーカーのミュージアムにしか展示されていないような歴史的名車を一度に見られるのは「日本自動車博物館」ならではの特徴です。

 

 

ここでしか見ることができない特別なモデル

 

日本自動車博物館だけでしか見ることができないモデルには、イギリスの故ダイアナ妃が来日されたときに実際に乗られた「ロールスロイス シルバースパーⅡ(1989年)」、スバル・童夢・ワコールの3社が共同で制作した和製スーパーカー「ジオットキャスピタ (1989年)」があります。

 

「スポーツの広場」では、ホンダS500(1964年)、世界に1台のコニリオクーペ、Z432、ポルシェ356Bクーペ、ランチアフルビアクーペ、ロータスヨーロッパなど、今でも人気のスポーツカーを展示。

 

 

スカイラインのコーナーでは初代から10代目まで、クラウンのコーナーでは初代から8代目までと、歴代の車種を一気に見ることができます。

 

 

 

期間限定の「特別企画展示」は過去から未来まで特集  

 

「特別企画展示」では、期間限定の特別展示を実施しています。過去には、フェアレディZの歴史を振り返る特集、景気がよかった頃の日本を象徴するバブル時代の車、新たな動力源として注目されている水素自動車など、さまざまな特別展示を行っています。

令和3年4月16日からは各ジャンルのライバル関係にあたる車種を取り上げ、

「ライバル対決!vol.1」としてトヨタスポーツ800vsホンダS600やRX-7vsスカイラインGT-R、フェアレディZvsスープラなど解説と共に紹介します。

 

 

フォトジェニックなコーナーも用意

 

1階の記念撮影コーナーでは、映画「ALWAYS続・三丁目の夕日」で使用された、いすゞのボンネットバスBXD30(1968年)と共に写真撮影できるだけでなく、車内に入ることもできます。2階には、アメリカンスタイルのガソリンスタンドとヨーロッパの街角の雰囲気を再現した場所での写真撮影が可能です。3階では、イギリス大使館の公用車でダイアナ妃が実際に乗ったロールスロイスと共に、写真撮影することができます。実は、ダイアナ妃のロールスロイスは、イギリス大使館から"柵なしの展示"を条件に寄贈された貴重なコレクションです。

 

 

まとめ

 

日本自動車博物館は、クルマ好きにオススメな博物館です。各メーカーのミュージアムに展示される名車や貴重なコレクションを日本で見られるのは、「日本自動車博物館」しかありません。ぜひ、足を運んで世界の名車を見てみてはいかがでしょうか。

 

 

ライター:齊藤優太

 


 

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